111億円で3人補強、今後の補強についてモウリーニョ監督「誰も来ないと言えない」

　マンチェスター・ユナイテッドは今オフ、ブラジル代表MFフレッジなどすでに3選手の補強を行っているが、今後の補強についてジョゼ・モウリーニョ監督は「ノーアイデア」だと語った。英紙「デイリー・メール」が報じている。

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　ユナイテッドは移籍金5000万ポンド（約74億円）という大金を投じたブラジル代表MFフレッジ（←シャフタール・ドネツク）をはじめ、ポルトからU-21ポルトガル代表DFディオゴ・ダロット、ストーク・シティから35歳のイングランド人GKリー・グラントの3選手をすでに獲得。移籍金は合計7500万ポンド（約111億円）に及んでいる。

　さらに、レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルなどスター選手の獲得も噂されている。しかし、プレシーズンツアーでアメリカ滞在中のモウリーニョ監督は現時点でさらなる補強のプランは白紙の状態だと語っている。

「（補強について）ノーアイデアだよ。嘘はつかない。誰かが来るとも言えないし、誰も来ないとも言えない」

　近年はフランス代表MFポール・ポグバやチリ代表FWアレクシス・サンチェスなど大物選手を積極補強してきた。有望株のフレッジやダロットを引き抜いたとはいえ、例年に比べれば静かなオフシーズンと言えるかもしれない。

　2013年を最後にリーグタイトルから遠ざかる“赤い悪魔”。タレント揃いのチームにさらなる新戦力が加わるのだろうか。