日本代表FW武藤のニューカッスル移籍話が再燃 ベニテス監督が獲得を熱望と英紙報道

ニューカッスルのベニテス監督が、マインツFW武藤の獲得を熱望しているようだ【写真:Getty Images】
ニューカッスルのベニテス監督が、マインツFW武藤の獲得を熱望しているようだ【写真:Getty Images】

指揮官は新ストライカーを求むも、資金面の問題で思うように補強が進まず

 プレミアの古豪ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督が、ロシア・ワールドカップ(W杯)日本代表のFW武藤嘉紀(マインツ)の獲得を熱望している。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 ベニテス監督は今夏に新たなストライカー獲得を熱望。しかし、ニューカッスルは指揮官が要求する十分な資金を捻出できないようで、思うような補強ができずに困窮している。

 苦肉の策として、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)のベネズエラ代表FWサロモン・ロンドンを移籍金のかからないローン契約で獲得しようと動いた。しかし、この打診は即刻断られている。完全移籍での獲得の場合は1650万ポンド(約24億円)の違約金が必要となる。

 新たなFW獲得のためには所属選手の売却が必要だ。セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチにはフルハム、スコットランド代表MFマット・リッチーにはストーク・シティからそれぞれオファーが来ており、クラブがこれを受け入れれば新戦力補強に動くことができる。

 そして、ロンドンとともに名前が挙がる候補がマインツの武藤だ。記事では「彼(ベニテス監督)は、ロシア・ワールドカップ(W杯)の日本代表で好印象を残したヨシノリ・ムトウを熱望している」と指揮官が待望する補強ターゲットだとされている。

 武藤は今年3月にも、ドイツ誌「キッカー」が「ニューカッスルは見守っている」と関心を伝えていたが、プレミアリーグ初参戦は実現するのか。立ちはだかる資金面の問題をニューカッスルがクリアできるかどうかに全てが懸かっているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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