スペインDFピケ、衝撃の“バレー風ハンド”に反響続々 「罪深いPK献上」「野蛮なエラー」

前半39分にハンドでPKを献上したピケ【写真:Getty Images】
前半39分にハンドでPKを献上したピケ【写真:Getty Images】

PK戦の末にロシアに敗れ、PKを献上した“珍プレー”に厳しい目が向けられる

 スペイン代表は現地時間7月1日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で開催国のロシア代表と対戦し、1-1のまま90分間で決着がつかず。延長戦、PK戦の末に敗れてベスト16で姿を消した。DFジェラール・ピケは前半39分にペナルティーエリア内で片手を高く上げて相手のヘディングシュートを叩き落とし、PKを献上したが、敗戦を受けて海外紙が「罪深いPK献上」「野蛮なエラー」と酷評している。

 スペインは前半12分、セットプレーからDFセルヒオ・ラモスが相手ともつれこみ、これがゴールネット右に収まり、オウンゴールで1-0と先手を取った。しかし前半39分、右CKからロシアFWアルテム・ジュバのヘディングシュートをDFジェラール・ピケがペナルティーエリア内でハンド。イエローカードを受け、献上したPKも決められて同点に追いつかれた。

 データ分析会社「オプタ」は、試合中に公式ツイッターでピケがスペインの選手として1966年以降でW杯において2つのPKを初めて献上したことを伝えるとともに、後ろ向きのなかで片手を上げてボールを弾いた写真を用いて「バレー」と綴っていた。ツイッター上でも「ピケはバレーボールをやっているのか?」「ピケはサッカーよりもバレーをやった方がいい」と“ツッコミ”が入っていたが、アルゼンチン紙「クラリン」もピケのプレーを報じている。

「ジェラール・ピケは不適切なプレーで、ロシアに希望の扉を開いた」

 こう記すとともに、見出しには「罪深いPK献上」「野蛮なエラー」と厳しいフレーズを並べている。

 PK戦の末に開催国ロシアに敗れたことで、ピケのプレーは今後も波紋を呼びそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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