「今大会で最高?」「輝けるストップ」 川島のポーランド戦ビッグセーブを英メディア称賛

ポーランド戦で見せた川島のセーブが英公共放送「BBC」で称賛されている【写真:Getty Images】
ポーランド戦で見せた川島のセーブが英公共放送「BBC」で称賛されている【写真:Getty Images】

相手MFの決定的ヘディング弾を右手一本で弾き出す

 日本代表は現地時間28日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦で、ポーランドに0-1で敗れながらも、決勝トーナメント進出を果たした。この試合で西野ジャパンの主役になったのは、第1戦と第2戦でミスにより失点を招いていたGK川島永嗣だった。前半32分に相手MFのシュートをゴールライン上で食い止める横っ飛びセーブを披露したが、英公共放送「BBC」から「今大会最高のセーブ」と称賛された。

 日本の守護神が、ベスト16進出をかけた一戦で目覚めた。前半32分、日本は中央からポーランドに打開されると、ペナルティーエリア右付近からクロスを上げられ、最後は中央でMFカミル・グロシツキにヘディングシュートを打たれた。完璧な形からの一撃だったが、GK川島が素早く反応。横っ飛びしながら右手一本でボールを弾き出した。

 直後にゴールラインテクノロジーでチェックが入ると、ボールはゴールラインを越える寸前で川島によって防がれた。守護神が見せた気迫のビッグセーブに、DF吉田麻也やDF長友佑都らがすぐさま駆け寄って称え、会場も大歓声に包まれた。

「BBC」はこのシーンを、「今大会ここまでで最高のセーブか? カワシマの輝けるストップ」と動画でスーパーセーブを紹介している。

 日本代表はゲーム終盤に0-1とリードされているにもかかわらず、他会場でコロンビアがセネガルに勝利することを確信し、最終ラインで消極的なパス回しを展開した。同局でも「茶番」と無気力なパス回しを酷評されたが、チームの敗退危機を食い止めた川島は高く評価されている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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