日本対ポーランドの審判団決定 ザンビア人シカズウェ主審、16年クラブW杯決勝を担当

日本対ポーランドの主審を務めるシカズウェ氏【写真:Getty Images】
日本対ポーランドの主審を務めるシカズウェ氏【写真:Getty Images】

日本にとって今大会初のアフリカ国籍トリオ 主審はベルギー対パナマに続き2試合目

 ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント進出へ、運命のグループリーグ第3戦ポーランド戦を担当する審判団が国際サッカー連盟(FIFA)から発表され、日本は今大会で初めてアフリカ多国籍のトリオによる試合を迎えることになった。

 主審はザンビアのジャニー・シカズウェ氏で、副審はアンゴラのジェルソン・ドスサントス氏と南アフリカのザケーレ・シウェラ氏が担当する。

 シカズウェ氏はアフリカ・ネーションズカップなどの担当があるが、日本が絡むところでは2016年のFIFAクラブワールドカップでの活動がある。Jリーグの鹿島アントラーズが出場した大会で1回戦のオークランド・シティ戦と決勝のレアル・マドリード戦を担当。レアル戦では、2枚目のイエローカードかというプレーがあったスペイン代表DFセルヒオ・ラモスにカードを出しかけて止めるようなアクションがあり、物議を醸した。

 シカズウェ氏は今大会、ベルギー対パナマを担当して2試合目。その試合では、ベルギーに3枚、パナマに5枚のイエローカードを提示している。審判情報サイト「ワールドレフェリー・コム」のデータでは、PKが1試合平均0.23回だが、レッドカードは1試合平均0.07枚とかなり少ない。

 最終戦で意地を見せたいポーランドとの激しい戦いも予想されるなか、日本はしっかりとジャッジの傾向をつかみながら戦っていきたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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