「日本もW杯サプライズ行きの車に飛び乗った」 “番狂わせ組”への参戦を海外紙認定

日本代表が強豪相手に番狂わせを起こし、世界を驚かせている【写真:Getty Images】
日本代表が強豪相手に番狂わせを起こし、世界を驚かせている【写真:Getty Images】

スペイン紙がコロンビア撃破の日本に「さらなる驚きを与える」

 日本代表は19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でコロンビア代表と対戦し、2-1と勝利した。大会前には「グループH最弱」と見られ、下馬評が低かった西野ジャパンだったが、2014年ブラジルW杯で8強に進出した南米の強豪を相手に番狂わせを起こし、世界を驚かせている。

 試合は開始早々に大きく動いた。相手の最終ライン裏に抜け出したFW大迫勇也が、ペナルティーエリア内でGKとの1対1に持ち込みシュート。これは相手守護神の好セーブに遭ったが、こぼれ球をMF香川真司が拾ってシュートを放ち、コロンビアMFカルロス・サンチェスのハンドとレッドカードを誘発。このPKを香川自らが決めて日本が幸先よく先制した。その後、一時同点とされたものの、迎えた後半28分にはCKから大迫がヘディングで合わせて値千金の決勝ゴールを奪った。

 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」も、日本のコロンビア撃破を報道。「日本もW杯サプライズ行きの車に飛び乗った」と伝え、「さらなる驚きを与える準備も整っているように見える」と、ロシアの地で西野ジャパンが台風の目となる可能性についても触れている。

 今大会は前回王者ドイツを1-0で撃破したメキシコ、優勝候補アルゼンチンに1-1と引き分けたアイスランドなどが戦前の予想を覆す結果を手にしているが、日本もコロンビア相手に起こした番狂わせによって、その一角を担う存在になりうると海外メディアも注目しているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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