本田、決勝点演出も「調子に乗らずギャップを埋めたい」 アシストを誓った相手とは?

本田はコーナーキックから大迫の決勝ゴールを演出した【写真:Getty Images】
本田はコーナーキックから大迫の決勝ゴールを演出した【写真:Getty Images】

後半25分から登場し、3分後にCKから大迫の決勝ゴールをアシスト

 日本代表MF本田圭佑は、19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦で後半に途中出場。コーナーキックからFW大迫勇也の決勝ゴールをアシストし、2-1での勝利に貢献した。試合後には、「カメルーン戦に被る」と8年前の初戦勝利との類似点を語った。

 本田は1-1の同点で迎えた後半25分にMF香川真司との交代でピッチへ。西野朗監督からの言葉として、「サコ(大迫)がつなぎに参加し過ぎていたので、西野さんとしてはイチかバチか中にいさせたいという、その伝言はしました」と伝えながらトップ下に入った。

 そして後半28分、日本は本田が左コーナーキックを蹴り込むと、ゴール前で競り勝ったのは大迫。頭で合わせたボールがファーサイドのゴールポストに当たって内側にはね、日本は勝ち越しゴールを手にした。本田は「練習でやっていたことが出た。大迫が得点を取ってくれたので、ポジショニングが素晴らしかったし、最後は体を伸ばして触ったのが素晴らしかったと思います」と殊勲の大迫を称えた。

 本田はコロンビア戦の勝利を、2010年南アフリカW杯大会初戦で自身の決勝ゴールでカメルーンに1-0で勝利した試合と重なる部分があると話す。

「今日はハプニングで、カメルーン戦の時と被るというか、あの時はソングではなく19歳の選手が出てきたラッキーがあった。今日はみんなが良かったと思う。前回のW杯で悔しい思いをした選手が決めたのは、次に生かせると思う」

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