歴史的敗戦のコロンビア、OB戦士が痛烈批判 「ショックな試合」「交代が良くない」
現地メディアもまさかの敗戦に驚き「このグループで最も弱い相手に負けた」
コロンビア代表は19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦で日本と対戦し、1-2で敗れた。アジア勢にW杯「対南米」初勝利を許した一戦を、現地メディアも「このグループで最も弱い相手に負けた」と驚きを持って報じている。
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スペイン紙「マルカ」コロンビア版は、消極的なプレーが際立ったGKダビド・オスピナを批判。「PKでは何もすることができず、2点目も交錯覚悟で前に出てシュートを手で防ぐことはできたが、それをしなかった」と指摘した。
日本の選手たちのプレーについては「クレバー」と触れ、「危険を犯すことなく、結果(勝利)への導き方を知っていた。フィジカルでもコロンビアに勝り、コロンビアは瞬きしている間にやられた」と称賛した。
また、元コロンビア代表FWで、現在は母国でサッカー指導者を務めるファウスティノ・アスプリージャ氏は自身のツイッターで「ショックな試合だ」とつぶやき、ホセ・ペケルマン監督の采配を批判している。
コロンビアは前半3分にMFカルロス・サンチェスが退場したあと、トップ下にいたMFファン・キンテーロをボランチに下げた。そして前半31分、右サイドでチャンスメークしていた俊足のMFフアン・クアドラードに代えて、ボランチのMFウィルマール・バリオスを投入して守備の立て直しを図ったが、アスプリージャ氏は「このクアドラードの交代が良くない」と指摘した。
ドイツテレビ局で元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏とともにコロンビア対日本戦の解説を務めた元コロンビア代表GKで、現在アトレチコ・ナシオナルでGKコーチを務めるレネ・イギータ氏は自身のツイッターに「まだ勝ち点6を取れる。敗れはしたが、多くのことを改善できる。まだ終わった訳ではない」と綴り、選手たちを激励していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)