「8年待っていました」 吉田がW杯勝利に感慨も内容満足せず「もっとハングリーに…」

吉田は次なる戦いに向けて気持ちを新たにした【写真:Getty Images】
吉田は次なる戦いに向けて気持ちを新たにした【写真:Getty Images】

コロンビアに2-1勝利もセットプレーでの失点悔やむ

 日本はロシア・ワールドカップ(W杯)初戦でコロンビアに2−1と勝利し、2010年南アフリカ大会以来となる白星で、グループリーグ突破に向けて大きな弾みをつけた。日本の最終ラインのリーダーであるDF吉田麻也は、「一つ目標を達成して、これからさらにグループ突破に向けて2試合目が大事」と次なる戦いに向けて気持ちを新たにした。

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 試合は開始3分でコロンビアが退場者を出し、MF香川真司のPKでリードを奪う展開。一度は同点とされるも、後半にFW本田圭佑の左CKからFW大迫勇也がヘディングシュートで決勝点を奪った。

 センターバックとして守備を支えた吉田は、「8年待っていました。本当に長かったですが、まだまだこれから」と2大会ぶりの白星を振り返った。「一つ目標を達成して、これからさらにグループ突破に向けて2試合目が大事。また良い準備をしてチーム一丸で頑張ります」と、第2戦のセネガル戦に向けて集中力をさらに高めている。

 守備陣としては「セットプレーでの失点は引き続きの課題。次はクリーンシートにしたい」と無失点での勝利を目標に掲げた。

「ここで満足せずにハングリーで、もっともっとハングリーになって、まだまだ自分たちができることを見せたい」

 吉田はさらに貪欲な姿勢で、次なる戦いに挑むと主張した。

 日本は過去のW杯で、初戦で勝ち点を獲得した2002年日韓大会と10年南アフリカ大会で決勝トーナメントに進出している。アジア勢として史上初めてW杯で南米勢を倒した勢いを、次の戦いにも持ち込むことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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