イブラ獲得巡り“ミラノダービー”勃発 インテル監督「絶対に再び迎え入れる」

マンチーニ監督「イブラはいまだに違いを生み出せる選手」

 今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン(PSG)のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得を巡り、“ミラノダービー”に発展したようだ。
 すでにACミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOが2012年にPSGに放出したイブラヒモビッチに直接電話し、ミラン復帰に前向きな回答を得ていることが現地で報じられていた。
 一方、2006年から09年まで同選手が所属したインテルも動き出したという。同クラブのロベルト・マンチーニ監督は衛星放送「スカイ・イタリア」に「イブラはいまだに違いを生み出せる選手。私は絶対に彼を再び迎え入れるだろう」と宣言。ミランと争奪戦に挑む決意を表明している。
 今季8位に終わり、欧州のカップ戦出場権を失ったインテルだが、来季狙うはリーグ制覇だ。マンチーニ監督は地元メディアに「我々はスクデットに挑みたい。現有戦力で来季に臨んだとしてもそれは可能だろう。このチームは大きく成長したと確信している。来季はさらに成長するだろう。順調に成長している。残念ながら結果はついてきていないが」と語っている。
 かつてインテルに栄冠をもたらした唯我独尊のストライカーとともに、インテルは復権を目指すつもりだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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