チェフのアーセナル移籍が決定的に 仏紙が報じる

PSGもチェフ獲得を目指すも、アーセナル移籍で合意か

 チェルシーのチェコ代表GKペトル・チェフが今夏の移籍市場でアーセナルに移籍することが決定的となった。フランス地元紙レキップが報じている。

 長らくチェルシーの門番を務めてきたチェフだが、昨夏アトレチコ・マドリードからベルギー代表GKティボ・クルトワが加入してきた影響で、正守護神の座を失った。そのため、同選手は出場機会を求め、移籍の意向を示していた。

パリ・サンジェルマン(PSG)も、現在のレギュラーGKサルバトーレ・シリグに対する風当たりは強く、チェフ獲得に向けて全力で交渉していたが、チェフはアーセナル移籍で合意に達したと報じられている。潤沢なオイルマネーを背景にワールドクラスのスターを次々と獲得してきたPSGだが、昨年同様にファイナンシャルフェアプレーの制約を受けることも、補強策に大きな影響を与えているようだ。

 ジョゼ・モウリーニョ監督はチェフのライバルクラブへの移籍に嫌悪感を示しているというが、長年GKの補強が必要とされてきたガナーズが百戦錬磨のGKを獲得できれば、悲願のリーグタイトルに大きく近づくことになる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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