マンU撃破でタイトル獲得も、コンテ監督は欧州一を目指す上での課題を指摘

　チェルシーは19日のFAカップ決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。ベルギー代表MFエデン・アザールがPKで挙げた1得点を守り切り、2011-12シーズン以来となる優勝を果たした。退任も囁かれるアントニオ・コンテ監督は、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）でタイトルを獲得したいのであれば変化が必要だと警告した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

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　昨季プレミアリーグ王者のチェルシーは、今季はリーグ戦5位に終わり、来季のCL出場権を逃すなど、苦しいシーズンを過ごした。ただ、今季ラストゲームとなったFAカップ決勝に勝利し、タイトル獲得でシーズン最後を最高の形で終えている。

　試合後、アザールはもし将来的にトロフィーを獲得したいのであれば、チェルシーはもっと野心的にならなければいけないとコメント。一方で、コンテ監督は現在プレーしている選手がゲームプランを遂行する必要性を主張している。

「我々はより良いプレーができるが、クラブの実際の状況はこれだ。もし我々がトロフィーを獲得したい、またはCLでプレーしたいのならば、より守備意識を強めながらプレーしなければならない」