オスカルは「わざと二度ボールを蹴りつけた」 中国乱闘騒動の“主役”を英紙が一刀両断

上海上港と広州富力の一戦で勃発 50人以上が入り乱れる前代未聞の事態に

 上海上港のブラジル代表MFオスカルが18日の中国スーパーリーグの広州富力戦で至近距離から相手に思い切りボールを蹴りつけて乱闘騒動の主役となった。試合後に潔白を主張したが、英メディアは「わざと相手に二度もボールを蹴りつけた」と断罪している。英地元紙「インディペンデント」が報じている。

 オスカルの衝撃の行動が、大乱闘劇の引き金となった。前半アディショナルタイムに二人の相手選手に対して、至近距離から強烈なインステップキックで思い切りボールを蹴ってぶつける暴挙に出た。これに激怒した広州富力の選手が後ろを向いたオスカルを押し倒すと、その後は両軍50人以上の選手・スタッフが入り乱れての大乱闘が勃発した。

 オスカルは中国メディアに「僕が相手をリスペクトしていないだって? そんなのは馬鹿げている。僕はすごくプロフェッショナルな選手だ。フェアプレー精神をかなり尊重しているんだ」と主張したという。

 

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