G大阪ユースが「長友流体幹トレ」を導入へ 逸材に世界基準のフィジカルを叩き込む

インテル長友も師事する木場克己氏と、トレーニングアドバイザー契約を結ぶ

 日本代表FW宇佐美貴史、MF堂安律ら多くの天才プレイヤーを輩出してきたG大阪ユースが、インテルの日本代表DF長友佑都の専属トレーナーとして知られる木場克己氏と、トレーニングアドバイザー契約を結んだことが分かった。

 G大阪は体幹・体軸・バランス強化を進める「KOBA式体幹バランストレーニング」を開発した木場氏の独自のメソッドを投入し、G大阪の下部組織の逸材に世界基準のフィジカル強化を行うことを目的としているという。

 1995年から02年までFC東京のヘッドトレーナーを務めていた木場氏は、2010年から13年までサンフレッチェ広島ユースでコンディショニングトレーニングアドバイザーとして、下部組織の強化に携わった経験の持ち主でもある。特性のゴムチューブやファンクショナルマットを用いた練習メソッドで筋肉系のトラブルが激減し、チームも11年、12年には高円宮杯U-18サッカーリーグ・プレミアリーグで年間王者に輝いた実績を持つ。広島のU-23日本代表MF野津田岳人も、KOBA式体幹バランストレーニングの薫陶をユース時代に受けてきた。

 数々の才能を生み出してきたJ屈指の育成力を誇るG大阪と長友流のコラボで、どんなワールドクラスの逸材が誕生するのか。今後もG大阪出身タレントに大きな注目が集まる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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