ルヴァン杯で義務化「21歳以下日本人起用」 各チームの注目選手をクローズアップ

2018年Jリーグ第1号ゴールを決めた鳥栖FWはニューヒーロー賞有力候補

【グループD】(湘南、神戸、鳥栖、長崎)

●湘南ベルマーレ(7名)
昨季リーグ30試合出場のMF齊藤未月が中心的に起用されることが予想される。一方で、曹貴裁監督はトレーニングで選手を見極めて抜擢することにも定評があるだけに、スタメンに名を連ねた選手には注目したい。

●ヴィッセル神戸(8名)
すでにリーグ戦で出場機会を得ているDF藤谷壮とMF中坂勇哉がリスト内に名前を連ねている。今季、青森山田高校から加入のMF郷家友太も注目したい選手の一人だ。

●サガン鳥栖(5名)
今季の開幕戦で、2018年のJリーグ第1号となるゴールを決めたFW田川亨介はまだ19歳。グループステージを突破して勝ち進んでいけば、ニューヒーロー賞の有力候補にも名前が挙がる一人だ。

●V・ファーレン長崎(2名)
DF江川湧清は二種登録選手なだけに、MF名倉巧の固定起用がほぼ確定している。規約上で違反にならないのは「世代別代表を含む日本代表活動に招集された場合」と「試合エントリー後のケガ等のやむを得ない事情」で欠場した場合のみ。それだけに、この長崎は両選手の負傷欠場だけは絶対に避けなくてはならない。

ルヴァン杯は4チームによりグループステージを戦い、それぞれ上位2チームがプレーオフステージに進出。勝ち上がった4チームとAFCチャンピオンズリーグに出場の4チームを併せて準々決勝が行われる。16チームを彩る若手選手たちには、大会規定というアシストからのチャンスを得ることができるなか、次世代を担うに足る才能とプレーを見せてくれることを期待したいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 


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