エイバル乾、バルサ戦の鮮烈2ゴールに再脚光 “日本人初の偉業”でリーガ公式が動画公開

16-17シーズン最終節バルサ戦で乾が2発、リーガ公式「易々と忘れられるものではない」

 サッカー大国の一つであるスペインは、現地時間3日と4日にスペイン国王杯が開催され、6日から再リーガ・エスパニョーラ第18節で2018年のスタートを切る。それを前にしてリーガ公式ツイッターが動画をアップロードしているが、エイバルの日本代表FW乾貴士が昨シーズン最終節バルセロナ戦で決めた鮮烈な2ゴールが再び脚光を浴びている。

 乾で語り草となっているのは、2016-17シーズン最終節のバルセロナ戦だ。敵地カンプ・ノウで行われた一戦で先発した乾は、前半7分に右サイドのアーリークロスに対して大外を走り込み、左足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺さぶった。

 乾の勢いはとどまらず、後半16分にはFWセルジ・エンリキの浮き球パスに走り込んで再び左足ダイレクトボレー。ワールドクラスの守護神へと成長したドイツ代表マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの守るゴールマウスを再び打ち破った。

 試合はその後にバルサの猛攻に遭い、エイバルは2-4と敗れたが、バルサ相手の日本人初ゴールという偉業は鮮烈な印象を残すものとなった。公式ツイッターでも「カンプ・ノウでのタカシ・イヌイの夜はそう易々と忘れられるものではない」と2ゴールを絶賛している。

 乾は2017年最後のリーグ戦、ジローナ戦でも2ゴールを決めるなど好調をキープしている。6月にロシア・ワールドカップが控えるなか、今年はさらなる飛躍を果たせるか注目が集まる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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