小林伸二監督が今季限りで退任 栃木SCが発表…J複数クラブを指揮した名将「本当に申し訳ない」

2024年5月から栃木SCを率いていた
栃木SCは11月30日、小林伸二監督が2025シーズン限りで退任することを正式発表した。
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現在65歳の小林監督は、現役時代にマツダSC(現サンフレッチェ広島)でプレーし、引退後は同クラブのユース監督を皮切りに、Jリーグ各クラブで豊富な指導歴を重ねてきた。大分トリニータ、セレッソ大阪、モンテディオ山形、徳島ヴォルティス、清水エスパルスなどで監督を歴任し、2019年からはギラヴァンツ北九州でも指揮を執った。
2024年5月から栃木SCの監督に就任。クラブは昇格を目指すシーズンを戦ったが、目標である「優勝」「プレーオフ圏内での昇格」を果たせず、今回の退任に至った。
小林監督はリリース内で「当初掲げていた目標を達成できず、私自身の力不足を痛感しております。本当に申し訳なく思っております」と胸中を吐露。「このチームのことが心から好きになりました」「今シーズンは多くの学びを得た1年」と振り返り、支えてくれたファン、関係者への感謝を綴った。
小林監督のコメント全文は以下のとおり。
「まずはじめに、今シーズンも栃木SCを支えてくださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。当初掲げていた『優勝すること』、そして『6位以内に入りプレーオフを勝ち抜いて昇格すること』という目標を達成できず、私自身の力不足を痛感しております。本当に申し訳なく思っております。熟考の末、このたび退任する決断をいたしました。
昨シーズン途中から栃木SCの監督を務めさせていただき、このチームのことが心から好きになりました。チームをもっと強くしたい、そして皆さんとともに喜び合いたい、その想いを胸に、日々戦ってきました。
今シーズンは多くの学びを得た1年でした。特に今シーズンの後半戦、選手、チームスタッフが良い準備をして試合に臨んでくれたことにとても感謝しています。そのなかでも、結果を残すことができなかったことを悔しく感じています。長くサッカーに携わってきたなかでも、ここまで多くを学んだ1年はなかったと思っています。
ファン・サポーターの皆さま、ホームタウンの皆さま、そしてパートナー企業・自治体の皆さまには、1年間にわたり温かい応援とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。これからも、前へ進み続ける栃木SCのさらなる発展を願っております」
(FOOTBALL ZONE編集部)




















