リバプール大不振で遠藤航に待望論 72年ぶり歴史的敗戦の泥沼…現地期待「唯一の代案」

リバプールの遠藤航【写真:アフロ】
リバプールの遠藤航【写真:アフロ】

リバプールはPSVに敗れて公式戦3連敗

 昨季のプレミアリーグ王者であるリバプールだが、今シーズンは苦戦している。11月26日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第5節ではオランダ1部PSVに1-4の大敗を喫し、公式戦で3連敗となった。この苦境を受けて現地では日本代表MF遠藤航の起用を求める声が挙がっているようだ。

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 公式戦3試合連続で3失点以上のゴールを許し3連敗となったのは、1953年12月以来72年ぶりであったリバプール。ここでユルゲン・クロップ前監督の最後の一年で終盤に徴用されていた遠藤が再び注目されているようだ。リバプール専門メディア「This is Anfield」では、DFイブラヒマ・コナテを筆頭に守備の選手たちにダメ出しをして、「ソボスライ以外にピッチをカバーして、デュエルで優位に立ち、ボールを奪い返している選手を挙げてほしい。多くの名前は挙がらないだろう。アルネ・スロット監督はすぐに計画書を破り捨て、遠藤航にもっと多くの出場時間を与え始めるのではないだろうか」と、チームの問題点を解決する存在として遠藤を挙げている。

 また同じくリバプール専門メディア「Liverpool.com」も、「ここまでのシーズン、ソボスライがリバプールの最高の選手だが、彼と並び立つ中盤の選手はインテンシティとフィジカルの強度で求められている基準に達しないことがある」として、「唯一の代案は、それほど注目されていない遠藤航だけだ」と、昨季のリーグ優勝ではクローザーの役割を与えられていた遠藤に白羽の矢が立てられる可能性を報じている。

 11月の日本代表戦では、ボリビア戦に出場した遠藤だが試合勘不足を感じさせるパフォーマンスでもあった。プレミアリーグなどでの遠藤の出場機会が増えることは日本代表にとっても朗報になりそうだが、スロット監督は遠藤の出場時間を増やすことになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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