浦和MF金子、副審への不適切行為を反省「迷惑をかけてしまった」 審判団に「謝罪させていただきました」

浦和MF金子拓郎が取材対応
浦和レッズのMF金子拓郎が11月5日の公開トレーニング後に取材対応し、先月の横浜F・マリノス戦で審判員に対する反スポーツ的行為として4試合出場停止処分を受けたことへの反省を話した。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
後半から横浜FM戦に出場した金子は、試合終了間際に競り合いで金子のファウルと判定されたプレーの直後、副審へ詰め寄って胸のあたりを小突いてしまった。この行為には、主審からすぐさまレッドカードが提示されて退場処分になった。長期出場停止の可能性もあったなかで、試合翌日から一時チーム活動から離脱することが浦和から発表されていたが、Jリーグ規律委員会による4試合出場停止処分の決定を受けてチームの練習に合流している。
金子はこの件について「自分の行動によって、審判の方にもそうですし、選手にも監督、スタッフ、強化部の方たちにも、サポーターの方たちなどにも、チームに関わる全ての方に迷惑をかけてしまったので、本当にこの期間しっかり自分を見つめ直して反省していくしかないです」と話した。そして、試合中の行動について「自分の感情をコントロールできなかった未熟さがすべてだと思います」とコメントしている。
堀之内聖スポーツ・ダイレクター(SD)との面談では「やってしまったことはもう変えられないので、そこに対してしっかりと向き合って反省していくしかない」という言葉を掛けられたという。また、当日の審判団に対しては「規律委員会の方を通じて謝罪させていただきました」と明かした。
トレーニングに参加している金子は、相手チーム役や足りないポジションを埋めるような役割もしているという。そのうえで「少しでもみんなをサポートできるように、今シーズン残りの期間頑張っていきたい」として「自分も来シーズンに向けてできることはあると思うので、本当に毎日、日々成長に向けて自分のトレーニングもしっかりしたいですし、出られない身なのでサポートは絶対しなきゃいけないと思っているので、声なりプレーなりでチームにいい影響を与えられるようにやっていこうっていう思いです」と、今後に向けて話していた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)





















