J3讃岐、米山篤志監督を解任 リーグ戦で最下位と低迷「とても残念に思っております」

リリースで発表
J3リーグで最下位に沈むカマタマーレ讃岐は7月8日、米山篤史監督を6日付で解任したことを発表した。後任の監督については、「追ってお知らせします」としている。
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今シーズンの讃岐は開幕3試合こそ1勝2分けと無敗のスタートを切ったが、その後は黒星が先行し、直近は第17節長野戦(0-1)、第18節宮崎戦(0-1)、第19節鳥取戦(0-1)と3試合連続0-1の敗戦を喫していた。クラブは鳥取戦の翌日に米山監督を解任し、Jリーグ残留争いに向けて新たな一歩を踏み出すこととした。
解任となった米山氏はクラブを通じて「共に戦ってくれた全ての選手、スタッフ、クラブ関係者そして声援を送ってくださったサポーターの皆さまに心から感謝申し上げます。全力を尽くして進んできましたが結果に繋げることができなかったことをとても残念に思っております。それでも試行錯誤を繰り返し続けた讃岐での日々は私の監督人生において決して忘れることのできないものとなりました。今後の巻き返しについては託すことしかできませんが、カマタマーレ讃岐の未来が明るいものになることを心から祈っています。2年半、本当にありがとうございました」と、コメントを残している。
また、増田勝代表取締役社長は、「このたび、監督交代を決断させていただき後半戦を戦うことにいたしましたのでお知らせさせていただきます。今シーズンも前半戦が終了し降格圏の20位最下位という状況で、後半戦をどのように戦っていくか協議の結果、総合的に判断させていただきました。クラブが目標にしているプレーオフ圏内に向けて、新監督の元、選手・スタッフ皆で戦ってまいります」と、引き続きJ2リーグ昇格を目指す意向を表明。
そして、「米山監督には2023シーズンから2年半に渡り指揮をとっていただきました。就任当初は、決まった練習場もなく、クラブハウスもスタッフルームもない人工芝のサッカー場で、暑い日も、雨の日も全力で指導にあたっていただきました。いままでのカマタマーレ讃岐にはなかったサッカースタイルを構築し、香川県のサッカー界にも積極的に貢献いただきました。クラブとして、香川県民のひとりとして、心から感謝しております。米山監督の今後の活躍を祈念申し上げます」と、米山氏へのメッセージを続けた。
J2昇格プレーオフに出場できる6位は現在、勝ち点「30」の奈良クラブとなっている。讃岐の勝ち点は「17」となっており、目標を達成するために新監督は就任直後から勝利を重ねることが求められることとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















