ミラン18歳GKの衝撃ミスで最下位ペスカーラに1-1ドロー 本田は14戦連続出番なし

敵地で不覚のミラン、EL出場権獲得へ暗雲が立ち込める

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、2日に敵地で最下位に低迷するペスカーラと対戦し、1-1のドローに終わった。ベンチスタートの本田は出番なくゲームを終え、2017年に入りリーグ戦でピッチに一度も立てていない状況が続いている。

 ミランは開始3分でエースのコロンビア代表FWカルロス・バッカがシュートチャンスをつかむなど攻撃的な立ち上がりを見せたが、衝撃的な形で先制点を与えてしまう。

 前半12分、ミランの右サイドに出たロングボールに対してDFガブリエル・パレッタがカバーリングに入り、GKのジャンルイジ・ドンナルンマにバックパスを送った。しかし、これが膝ほどの高さの浮き球になって飛ぶと、ドンナルンマがトラップをまさかの空振り。ボールはそのままゴールに転がり込み、ペスカーラの先制ゴールとなった。すでにイタリア代表にも招集されている18歳の守護神による驚くようなミスが生まれてしまった。

 その後はミランがボールを支配しながらもなかなか決定機をつかめない展開となったが、右ウイングで先発出場したFWジェラール・デウロフェウが風穴を開けた。同41分、右サイドの低い位置から一気に敵陣深くまでドリブル突破すると、中央へのパスは通らなかったが、バッカがチャージしてクリアを許さずにボールはゴール前にこぼれた。それをMFマリオ・パサリッチが振り向きざまのボレーシュートで決め、ミランが1-1に追いついて前半を終えた。

 

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