ミランの「軽量級3トップ」はラツィオ戦不発  本職FW不在のシステム導入で本田に好機到来か

スソ、デウロフェウ、オカンポスの3トップで先発も…後半にこれまで通りの構成に変更

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、現地時間13日のアウェー強豪ラツィオ戦で1-1と引き分けた。現地メディアに「軽量級3トップ」と表現されたスタメントリオは不発に終わったが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は手応えを口にしている。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」が報じた。

 ミランはこのゲームに対し、3トップを右からFWスソ、FWジェラール・デウロフェウ、FWルーカス・オカンポスという、これまでウイングとして考えられていた3人の組み合わせで臨んだ。同サイトでは、スタメン発表時点でこの前線の組み合わせを「軽量級3トップ」と表現。これまでセンターFWを務めてきたカルロス・バッカとジャンルカ・ラパドゥーラの両選手ともベンチスタートとなった。

 しかし、ゲームは前半のラストプレーで与えたPKをラツィオMFルーカス・ビリアに決められて先制を許す展開になり、後半17分にはオカンポスに代えてラパドゥーラを投入。これまで通りの構成に戻すと、試合終了が迫った後半40分にスソが右のインサイドで縦パスを受けて反転。3人のマーカーをものともせず、同点ゴールを決めて引き分けに持ち込んでだ。

 モンテッラ監督はスタメンのセレクトについて「難しいゲームになったが、アプローチは間違っていなかった。特に左サイドは初めて一緒にプレーする選手たちだった。こういうことを繰り返してチームは強くなる」として、一定の手応えを得たことを話している。

 

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