リバプールが英紙に異例の処分! 取材完全拒否を通達…両者間で対立が勃発

試合や練習取材に加え、監督や選手たちへのインタビューも一切禁止に

 過熱する取材競争により、ここ近年スポーツチームとメディアの関係性に変化が生じているが、イングランドの名門リバプールが英紙「ザ・サン」の取材を一切拒否する通告を下し、同紙が反撃する対立が起きていると英紙「インディペンデント」などが一斉に伝えている。

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 リバプールと同紙の信頼関係が大きく揺らいだのは、1989年4月に起きた「ヒルズボロの悲劇」についての記事だった。FA杯ノッティンガム・フォレスト戦で計96名のサポーターが命を落とした痛ましい事件として知られるが、同紙はリバプールファンが“犠牲者の財産を盗んだ”“警官に小便をかけた”などの記事を掲載。それが誤報だったことでリバプールサポーターから毛嫌いされる存在となった。

 誤報から28年を経て雪解けかと思いきや、先日犠牲者らとの会合に関係者が出席した同紙には非常に重い処分が下された。

 アンフィールドで行われる公式戦だけでなく、練習取材もできず、ユルゲン・クロップ監督や選手たちへのインタビューも一切禁止となった。英テレビ局「itv」によると、クロップ監督が「自分はもうサンと話すことはない」と明言したと報じている。

 

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