延長前半11分にゴール

　U-23日本代表は4月25日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝で開催国カタールと対戦。2-2で迎えた延長前半11分にFW細谷真大が勝ち越しゴールを奪った。

　今大会はカタールで開催され、16チームを4組に分けたグループリーグを実施して各組の2位以上が準々決勝に進出する。パリ五輪へは3位以内のチームが出場権を獲得し、4位のチームはギニアとの大陸間プレーオフに回る。日本はB組を2勝1敗で2位通過し、A組を首位通過した開催国との対戦になった。

　相手が退場者も出すなかで90分間を2-2で終えた試合は延長戦に。そして延長前半11分、FW荒木遼太郎のパスを受けた細谷が相手を背中で押さえて受けると右足シュートを突き刺した。日本はパリ五輪へ大きく前進する1点をエースの一撃で奪い取った。