CLで再会を果たした2人に注目

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）とのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦・第2戦でフル出場。試合後、ピッチ上で韓国代表MFと抱擁を交わすシーンが注目を浴びたなかで、その後も旧交を温めた舞台裏場面に韓国が注目している。

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　海外メディア「LiveScore」公式X（旧ツイッター）上にアップされSNS上で注目を浴びたのは、ソシエダの本拠地で行われたPSG戦後のワンシーン。この試合を1-2で落とし、2戦合計1-4でCL敗退となったソシエダの久保がスタジアムのピッチをあとにし、会場奥で親しげに会話していたのはPSGに所属する韓国代表MFイ・ガンインだった。

　2人は幼い頃にそれぞれスペインのFCバルセロナ、バレンシアの下部組織で研鑽を積み、プロ入り後、スペイン1部マジョルカで共闘歴を持つ“親友関係”にある間柄。CLにて再会を果たしたなかで、試合後には久保とイ・ガンインの抱擁シーンがピッチ上で目撃されていた。

「LiveScore」公式Xにアップされた舞台裏の動画では、久保とイ・ガンインの2人が親密に会話する姿が収められている。上半身裸の久保は話を終えると、イ・ガンインを呼び止め手に持っていたユニフォームを投げて渡そうとするも床に落下。それを拾ったイ・ガンインは自らのユニフォームを脱いで、交換する一部始終となっている。

　CLの舞台で久々に顔を合わせたなかで、親友同士の微笑ましい舞台裏場面に韓国も注目。韓国メディア「朝鮮日報」は「リア友のユニフォーム交換」と見出しを打って、「ユニフォーム交換を通じて親友であることを証明。ロッカールームの前で会ったイ・ガンインと久保は会話を交わした。突然、久保がユニフォームをイ・ガンインに投げた。イ・ガンインは久保のユニフォームが床に落ちたのを見て、笑いながら自分の分も脱いだ。イ・ガンインと久保は韓国と日本のサッカーの未来だ」と、2人のやり取りに脚光を浴びせていた。