遠藤が「何度も宙を殴り」感情爆発! 歓喜リアクションに現地脚光「情熱は誰の目にも明らか」
終了間際に守備で勝利に貢献
イングランド1部リバプールは現地時間3月2日、プレミアリーグ第27節でノッティンガム・フォレスト相手に1-0の勝利を飾った。終了間際の劇的決勝弾を呼び込んだ日本代表MF遠藤航の守備は称賛を浴びるなか、現地メディアはゴール直後のリアクションに注目している。
2月25日に行われたリーグカップ決勝のチェルシー戦で延長含め120分間戦った遠藤は、足を打撲し3日後のサウサンプトンとのFAカップ5回戦を欠場。今節はベンチに戻ったがスタートからは外れていた。
後半15分よりFWダルウィン・ヌニェスとともにピッチに投入された遠藤は、本調子とまではいかないものの、随所でこぼれ球を拾いリバプールの攻撃に厚みを持たせる。
すると後半アディショナルタイム9分、コーナーキックの流れから相手に渡ったボールにすぐさま遠藤がプレス。このプレーでボールを奪いMFアレクシス・マック・アリスターにつながると浮き球のパスをペナルティーエリア内へ供給する。
ここに反応したヌニェスのヘディング弾が決まり、リバプールが終了間際で先制。そのままゲームは終了し、チームはリーグ戦4連勝を飾っている。
リバプール専門メディア「Empire of the Kop」は決勝ゴール直後のリアクションに注目。「日本人MFは(決勝ゴールが決まった直後に)何度も宙を殴り、まるでチームメイトにゴールを決めた選手を追いかけるよう呼びかけているかのようだった」と報じている。
昨夏にリバプールにやってきた遠藤について「去年の8月に移籍してきた遠藤だが、ヌニェスの決勝点を見た瞬間のリアクションで、彼のクラブに対する情熱は誰の目にも明らかだった」と、リバプールへの強い思いが表れたリアクションだと見解。また「遠藤のリアクションは、私たち(ファン)全員があの瞬間に感じた歓喜を凝縮したものだった!」と歓喜を最大限に表現した日本人MFに脚光を当てていた。
SNS上でもこのリアクションは反響を呼び、ファンから「喜び方可愛い」「興奮した」「右手ぶんぶん回して喜びを爆発」といったコメントを寄せていた。