レアルは移籍金9000万ユーロを提示、スペイン代表FWモラタの保有権を付ける条件に

　実質的なフットボール史上最高額の移籍金オファーになるかもしれない。英紙「サン」は、レアル・マドリードがユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ獲得のためにメガオファーを準備していると報じている。

　ディバラは昨季にイタリア王者ユベントスにパレルモから加入した。左利きで俊敏なアタッカーは昨季にリーグ戦で19ゴールを記録。現在23歳で、昨夏のリオデジャネイロ五輪アルゼンチン代表メンバーとして招集されたが、ユベントス側がそれを拒んだという将来性を備えた存在だ。

　今季開幕前の移籍市場でフランス代表MFポール・ポグバがマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したが、そのために空いた10番を付ける可能性も報じられた。そして、そのポグバの移籍条件が1億500万ユーロ（約123億円）というフットボール史上最高額の移籍金だった。

　しかし、レアルが提示すると報じられた条件はそれを超えるかもしれない。移籍金こそ9000万ユーロ（約108億円）だが、それに加えてスペイン代表FWアルバロ・モラタの保有権を付けるという。