クラブW杯決勝前にスペイン紙が「キャプテン翼」作者を特集 「タカハシは日本が世界王者になることを夢見る」

「誰よりも日本にサッカーを植え付けた人間がいるとしたら…」

 「オリベルとベンジー」として欧州で大人気を誇る漫画「キャプテン翼」の作者、高橋陽一氏がFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝のレアル・マドリード対鹿島アントラーズ戦を控えるなか、スペイン地元紙で異例の特集を受けている。

 「タカハシは日本が世界王者になることを夢見る」というタイトルで特集したのは、スペイン地元紙「マルカ」だった。

 「誰よりも日本にサッカーというものを植え付けた人間がいるとしたら、それはタカハシだ。オリベルとベンジーの作者は鹿島アントラーズが日曜日に世界王者になることを夢見ている」と記事では高橋氏の貢献を絶賛。Jリーグ創設前からキャプテン翼がサッカー人気を牽引していた功績を高く評価している。

 そして、1981年に週刊少年ジャンプで連載を開始した時、日本のクラブが世界の頂点に立つことをイメージしていたという。

「彼ら(主役の翼君たち)を作り出した時、私はこれがいつか起こるのではないかと思っていました。自分はいくつかの物語が現実になったことにすごく刺激を受けています。私が未来を予見していた、という人もいます」

 

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