ベスト8で開催国の中国と対戦

　U-24サッカー韓国代表は10月1日、アジア競技大会の準々決勝で開催国・中国と対戦する。韓国代表OBのパク・チソン氏は「ひるんではいけない」とメッセージを送っている。韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」が伝えた。

　E組に入った韓国は、グループリーグ初戦でクウェート代表に9-0で快勝。続く第2戦タイ代表戦に3-0、MFイ・ガンインが合流した9月24日の第3戦バーレーン戦も3-0で勝利し、グループ首位通過を決めた。

　F組2位キルギスとの対戦となった9月27日の決勝トーナメント1回戦、韓国は前半11分にDFソル・ヨンウが倒されて獲得したPKをMFペク・スンホが決めて先制。その2分後に、MFチョン・ウヨンがクロスをヘディングで合わせて追加点を奪い、2-1で前半を折り返す。後半にもチョン・ウヨンのPKなど3点を重ねた韓国は5-1でキルギスを撃破し、ベスト8に駒を進めた。

　ベスト8では、決勝トーナメント1回戦でカタール代表に1-0で勝利した開催国・中国と対戦。大会3連覇を目指すなかで、韓国にとって重要な一戦となるのは間違いない。

　元韓国代表MFパク・チソン氏は「中国戦は最も大きな山場」と言及。キルギス戦で大会初失点を喫したことを受け、「我々が改善すべき部分が見えた試合。中国戦に備え、きちんと修正しなければならない」と指摘した。

　そのうえで、「中国は負傷する危険性もある荒いプレーをしてくるが、我々はひるんではいけない。そのような状況下でもアグレッシブに試合をしてこそいい試合ができる」と、母国の勝利を願っていた。