ユベントス史上最年少で“新星FW”がリーグ出場 セリエAでも2000年生まれデビューは初!

ペスカーラ戦、16歳8カ月21日でFWモイーゼ・ケーンがデビュー

 イタリア王者ユベントスに新星が登場した。現地時間19日のペスカーラ戦で、2000年生まれの16歳FWモイーゼ・ケーンがデビューを果たした。

 この試合でユベントスはGKジャンルイジ・ブッフォンをベンチスタートさせ、GKネトを起用するなどターンオーバーで臨みながら、FWマリオ・マンジュキッチの1ゴール1アシストなどで3-0とリードを奪った。

 すると後半39分、そのマンジュキッチに代わって背番号34を付けたケーンがピッチに送り込まれた。セリエA全体でも、2000年生まれの選手がデビューするのは初となり、16歳8カ月21日でのデビューは名門ユベントスの歴史でも最年少記録となった。

 なかなかファーストタッチの機会に恵まれなかったケーンは、投入から5分近くした時に縦パスをトラップミスしたが、アディショナルタイムに一度見せ場が訪れた。自らボールを奪い返したプレーでファウルを獲得すると、左サイドに開いてボールを受けた。軽やかなフェイントで縦にドリブルを仕掛け、クロスを上げてコーナーキックを獲得。ホームのユベントススタジアムは大きな拍手に包まれた。これがラストプレーとなり試合は終了したが、スペースに飛び出す際の走力など非凡な面も見せた。

 

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