松原健とアンデルソン・ロペスが連続ゴール

　前半戦を終えて首位に立っている横浜F・マリノスは、後半戦の1試合目となる7月2日のJ1リーグ第19節でホームに最下位の湘南ベルマーレを迎えたなか、開始10分で2点をリードする展開となっている。

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　開始早々にDF上島拓巳が相手選手と接触して頭部を打ち、試合が約3分間の中断。再開直後には両チームの勢いの差を示すようなゴールが決まった。

　5連勝中の横浜FMは、湘南のプレスをかいくぐってパスを前につける。左サイドでFWエウベルがボールを収めると、横パスを2本つなぎ、再び縦パスを受ける。エウベルがDF松原健にパスを出すと、松原が思い切り良くシュートを放つ。これがGKソン・ボムグンの脇下を抜けてゴールに決まり、横浜FMが先制した。

　さらに前半10分にも相手のエリア内でGKソン・ボムグンの横パスを、高い位置でカットした横浜FMは、FWヤン・マテウスがFWアンデルソン・ロペスに横パス。アンデルソン・ロペスが確実にゴールネットを揺らして、一気にリードを2点と広げている。

　5連勝中の横浜FMが早い時間帯で2点をリードする展開となり、12戦未勝利の湘南は4日前の浦和戦（1-4）から先発5選手を入れ替えたものの、直近の2試合で10失点を喫しており、苦しい立ち上がりとなった。