古橋亨梧の圧巻G、現地絶賛「魔法かけた」 華麗バックヒール弾に脱帽「DF付いていけない」

古橋亨梧がハーツ戦で追加点をマーク【写真:Getty Images】
古橋亨梧がハーツ戦で追加点をマーク【写真:Getty Images】

スコティッシュカップ準々決勝ハーツ戦で今季26点目奪取、3-0勝利に貢献

 スコットランド1部セルティックは現地時間3月11日、スコティッシュカップ準々決勝でハーツと対戦し、3-0の勝利により準決勝へ駒を進めた。先発した日本代表FW古橋亨梧は今シーズン26点目となる得点で白星に貢献したなか、現地メディアはバックヒールによる得点シーンに熱視線を注いでいる。

 古橋は今シーズン序盤からコンスタントに得点を重ね、ここまでスコットランドリーグ得点ランクトップの20ゴールをマーク。その勢いは、カップ戦でも続いた。1点リードで迎えた前半45分、DFアリスター・ジョンストンのグラウンダーのクロスにニアで反応。このボールを鮮やかなバックヒールで押し込んだ。

 GKの意表を突く技ありの一撃は、今季公式戦26ゴール目。現地メディアでは、セルティックのエースとして前線を力強く牽引したパフォーマンスに熱視線が注がれ、クラブ専門メディア「67HAILHAIL」は「キョウゴが再び魔法をかけた」とバックヒール弾を絶賛。「ディフェンダーは彼の動きに付いていけない」とも指摘している。

 さらに同メディアは、元アイルランド代表GKで現在は解説を務めるパット・ボナー氏のコメントにも注目。ボナー氏が英公共放送「BBC」に対し「DFの間をすり抜けるキョウゴの動きと、ニアポストでの華麗なフリック。誰かがあのボールをカットしなければならない」と語ったコメントが紹介され、「評論家は感銘を受けた」と指摘した。

 ハーツ戦のゴールにより、古橋自身が目標に掲げるシーズン30点到達まで残り4得点。抜群の決定力でその目標達成へ突き進むなか、得点技術とピッチ内における動きのクオリティーの高さが改めて反響を呼んでいた。

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