FAカップ3回戦で2部ミドルズブラ戦に5-1勝利、先発の三笘が1アシスト

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間1月7日に行われたFAカップ3回戦の2部ミドルズブラ戦でスタメン出場し、1アシストで5-1勝利に貢献した。三笘のアシスト場面が「ほぼ三笘のゴール」「三笘ゴール盗まれた」と話題を呼んでいる。

　カタール・ワールドカップ（W杯）後はスタメン出場が続く三笘は、この日4-2-3-1システムの2列目左で4戦連続先発を飾ると、1-1で迎えた後半29分に見事な仕事ぶりを見せる。ブライトンが右サイドから崩し、MFソロモン・マーチがファーサイドへクロスを供給。フリーで走り込んだ三笘がボレーで合わせ、相手GKの前で大きくバウンドしたボールがゴール方向に吸い込まれるなか、MFアダム・ララーナが最後に軽く触って押し込んだ。

　三笘が決勝ゴールをアシストした場面にファンが注目。三笘がボレーで合わせたボールはそのままゴール方向に流れており、ララーナが触らずともゴールになっていた可能性があったことから「あれはほぼ三笘のゴール」「ゴラッソ未遂」「ララーナ触ってなくても入ってたな」「三笘ゴール盗まれた」「これ触らんかったら三笘のゴールになったのでは」などの声が続々と寄せられた。

　1アシストの三笘は、前半終了間際にも鋭い突破からペナルティーキック（PK）判定すれすれのファウルを受けるなど脅威を与え、後半19分までプレー。公式戦3試合連続ゴールとはならなかったものの、再び目に見える結果を残してアピールに成功した。