レアル不動の司令塔が全治1カ月の離脱か 中盤の主力2人目の負傷者で弱体化危機に直面

カゼミーロに続き、モドリッチが左膝軟骨の損傷で戦線離脱へ

 レアル・マドリードの中盤が一気に弱体化危機を迎えた。ブラジル代表MFカゼミーロが左足腓骨骨折で長期離脱を強いられるなか、クロアチア代表MFルカ・モドリッチが左膝軟骨の損傷で全治1カ月の離脱となる可能性が浮上した。スペイン地元紙「AS」が報じている。

 ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの「BBC」と呼ばれる強力3トップを操る司令塔が故障を負った。マドリード市内のサニタス・ラ・モラレハ病院で精密検査を受け、左膝の軟骨に損傷が確認された。モドリッチはリーグ戦で元日本代表MF乾貴士の所属する第7節エイバル戦から、ベティス、アスレチック・ビルバオ、アラベスとの4試合を離脱する可能性が浮上し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では本拠地で行われるグループステージ第3節のレギア・ワルシャワ戦を欠場することになるという。

 4-3-3を基本システムとするジネディーヌ・ジダン監督は中盤3枚のレギュラーのうち、カゼミーロ、モドリッチの2人を失うことになった。主軸はドイツ代表MFトニ・クロースのみ。モドリッチの代役は、今季不遇を味わっていたMFイスコが務めることになりそうだ。

 昨季途中にBチームからトップチームの監督に昇格後、CLをいきなり制覇したジダン監督だが、2年目に大きな試練に直面することになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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