C・ロナウドが確執の噂を払拭! CLドルトムント戦の先制弾後にジダン監督と抱擁

敵地で2-2ドローのレアル エース自ら騒動の鎮静化を図る

 確執が伝えられたレアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドとジネディーヌ・ジダン監督だが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節のドルトムント戦で、その噂を払拭するような行動に出た。ロナウドの先制ゴール後にお互いが抱擁したと、スペイン紙「AS」が報じている

 レアルはこの日、CLグループステージで首位突破を争うと予想されるドルトムントとのアウェーマッチに臨んだ。8万人もの大観衆が詰めかけるなかでモチベーション高く立ち上がりを戦ってきた相手に対して、レアルは押される場面が目立った。しかし、良くない流れを変えたのはエースの一撃だった。

 FWカリム・ベンゼマのハーフウェーライン左でのキープを起点に攻撃を仕掛けると、ペナルティーエリア内に入り込んだハメスが前方にスルーパスを送る。それに反応したFWギャレス・ベイルがヒールパスを選択すると、そこに走り込んだロナウドが右足シュートでゴール左隅に突き刺す。「BBCトリオ」とハメスの個人能力で局面を打開し、最後はCR7がフィニッシュする圧巻の攻撃で、レアルが先制に成功した。

 スコアラーとなったロナウドは歓喜を露わにするとともに、一目散にベンチへと駆け出した。そして自らをスタメン起用したジダン監督とも、抱擁を交わしたという。

 

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