PSGのコートジボワール代表DFに懲役2カ月の判決 警官への暴行容疑で5月に逮捕
14年W杯の日本戦で2アシストのオーリエ
パリ・サンジェルマンのコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエは、警官に肘打ちした暴行容疑で懲役2カ月の判決を言い渡された。英公共放送「BBC」が報じている。
オーリエは5月30日未明にパリ市内のナイトクラブから立ち去る際、警官にアルコール検査のために呼び止められた。この時に肘打ちをお見舞いし告訴されていたオーリエは、警官からの暴行に対する犠牲者であると主張していたが、判決が下り、懲役2カ月の判決に加え、600ユーロ(約7万円)の罰金も命じられている。
オーリエはトラブル続きの1年となっている。2月にはPSGのローラン・ブラン前監督を同性愛差別発言で侮辱し、出場停止となっていた。同僚のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアをピエロ呼ばわりし、23日のフランス1部トゥールーズ戦では前半に退場処分を言い渡されていた。
2014年ブラジル・ワールドカップの日本代表との試合に出場。インテルDF長友佑都とのマッチアップを完全に制圧し、2アシストの活躍を見せた。W杯優勝を目標に掲げていたザックジャパンのプライドをあっさりと切り裂いた実力者だが、フランス王者ではピッチ内外でトラブルを起こしている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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