“10番”ハメスが面目躍如の決勝弾! 「ずっとレアルで戦いたい」と去就問題を一蹴

C・ロナウド、ベイル不在のエスパニョール戦で先制ゴール

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、ナンバー10の意地を見せつけた。リーガ・エスパニョーラ第4節エスパニョール戦で先制点を奪い、2-0の勝利に貢献した試合後に「僕はみんなからのサポートを受けている。ジダン監督も含めてね」と、指揮官への信頼を口にした。スペイン地元紙「AS」が報じている。

 この日のレアルは「BBCトリオ」のうち、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルを欠き、アンカーのブラジル代表MFカゼミーロも負傷交代でピッチを去るなど厳しい状況に追い込まれた。この苦境を救ったのがハメスだった。

 前半終了間際、カゼミーロに代えて投入したドイツ代表MFトニ・クロースのパスをハメスが受けると、背番号10は相手マーカー2人に囲まれながらも的確なボールタッチでかいくぐるやいなや、思い切りの良いミドルシュートを放つ。この一撃がゴール右隅を捉えて、レアルが先制に成功した。

 ハメスは後半18分にお役御免となったが、勢いに乗るレアルは同26分に元フランス代表FWカリム・ベンゼマの追加点で試合を決めた。リーガ史上最多タイとなる16連勝に導く立役者となったハメスは、「とてもいい気分だね。エスパニョールもいいプレーをしていたと思うけど、この結果は正しいものだと思うよ」と勝利を誇りつつ、「厳しい状況が続いたのではないか?」との記者の質問も、次のようにかわした。

 

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