中井卓大は「なぜ特別なのか?」 レアルトップチーム練習参加の逸材に海外注目「モドリッチと比較する者さえいる」
トップチームの練習でドイツ代表MFクロースらとともにランニング
スペイン1部レアル・マドリードのカスティージャ(Bチーム)に所属するMF中井卓大は、トップチームの練習に参加して反響を呼んだ。海外メディアも、「なぜ中井は特別なのか?」と取り上げている。
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“ピピ”こと中井はレアルの下部組織に9歳から加入し、インファンティールA(U-14相当)、カデーテB(U-15相当)、カデーテA(U-16相当)、フベニールC(U-17相当)と順調に階段を上り、一昨季はフベニールB(U-18相当)、そして昨季はフベニールA(U-19相当)でプレー。今年8月、Bチームにあたるカスティージャの一員として登録された。
そんな中井は、現地時間9月18日に行われたアトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”を控えたトップチームの練習に参加。クラブの公式SNSでその姿がアップされ、ドイツ代表MFトニ・クロースらとともにランニングする様子が伝えられて注目を集めていた。
サッカー情報サイト「El futbolero」アメリカ版は「“次のジダン”と呼ばれている彼が、すでにレアル・マドリーのトップチームで(カルロ・)アンチェロッティの下でトレーニングをしている」と見出しを打ち、中井にスポットライトを当てている。
「なぜ中井はそんなに特別なのか? クラブは彼に関して、フィジカルに優れた体格ではないと見ているが、素晴らしいテクニックとクオリティーを備えている。そのプレービジョンや試合への関与方法は、すでにルカ・モドリッチと比較する者さえいる」
下部組織で研鑽を積み、ついにBチームまでたどり着いた中井。トップチーム昇格への期待も今後さらに高まっていきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)