鎌田大地の“株上昇”、複数クラブのターゲット候補と英メディア指摘 「才能は明らか」「長蛇の列を作る」

フランクフルトでプレーするMF鎌田大地【写真:Getty Images】
フランクフルトでプレーするMF鎌田大地【写真:Getty Images】

今夏移籍の噂が過熱も残留、フリーの来夏プレミアクラブら熱視線か

 ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は今夏にも移籍の噂が過熱したが、契約満了を迎える来年も再びマーケットを賑わす存在となるのだろうか。英国メディアが熱視線を送っている。

 昨シーズン、フランクフルトでUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇に貢献した鎌田。オフにはイングランドのトッテナム、ポルトガルのベンフィカへの移籍が浮上したが、最終的には残留。今季はボランチとして新境地を開くなどここまで公式戦8試合で5得点2アシストと躍動している。

 そんな鎌田はプレミアリーグのアストン・ビラの補強候補として名前が挙がっている。地元メディア「バーミンガム・ライブ」はアーセナルやリバプール、ACミランなどが関心を寄せるアストン・ビラのブラジル代表MFドウグラス・ルイスの後釜となり得る選手の一人として鎌田をピックアップし、次のように紹介している。

「この日本代表はより攻撃的MFやセカンドストライカーの選手だが、その才能は明らかだ。26歳の鎌田は昨季、フランクフルトのELでの成功の原動力となり、今シーズンもブンデスリーガではわずか5試合で3得点2アシストと猛烈な勢いのスタートを切った。鎌田の株は常に上昇しており、2023年6月30日で契約満了を迎える彼を求める者たちが長蛇の列を作ることになるだろう」

 鎌田は今季限りでフランクフルトとの契約満了を迎える。クラブは契約延長を望んでいると伝えられているが、スポーツディレクターのマルクス・クレシェ氏は「給与体系を壊すような無茶をすることはない」と慎重な構えを見せている。欧州カップ戦でも実績を残しているだけに、フリーで獲得できるとなれば、アストン・ビラ以外にも多くのクラブが獲得に手を挙げることになりそうだ。

 英国でも注目度を増している鎌田。カタール・ワールドカップでの活躍も期待される男の去就は来年夏までホットな話題となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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