「クボは焦っている」 レアル・ソシエダ移籍交渉が難航…久保建英の“去就シナリオ”に現地注目

去就が注目されているMF久保建英【写真:Getty Images】
去就が注目されているMF久保建英【写真:Getty Images】

獲得条件を巡り、保有元であるレアルとソシエダの思惑が平行線を辿る

 日本代表MF久保建英の新天地にスペイン1部レアル・ソシエダが浮上しているなか、獲得条件を巡り、保有元であるレアル・マドリード側との交渉が難航している。現地メディアは「クボは焦っている」とし、新天地でプレシーズンのスタートを迎えたい選手側の動向に注目している。

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 マジョルカでのレンタルシーズン(2021-22)を終えた久保は形式上、保有元のレアルへ復帰する形となるが、来季の所属先は不透明。今季のパフォーマンスではレアルの首脳陣を納得させるものにはほど遠く、さらに、外国籍枠が埋まっていることもあり、来季レアルでも“居場所なし”との見方がされている。

 そんな久保に対し、ソシエダが獲得オファーを提示したと報じられているが、レアル側との交渉は難航中。レンタルでの移籍、または、買い戻しオプション付きの移籍しか認めないレアルに対して、ソシエダは完全移籍での買取を強く望んでいるという。

 レアルの専門メディア「BERNABEU DIGITAL」は、スペインのラジオ「El Larguero」を情報源として「クボは新チームでのプレシーズンの開始を希望している。バルデベバス(レアルの練習施設)には7月8日に到着する予定だが、それ以前に自分の将来を決めたいと考えている」と、選手側の動向を伝えている。

 そのうえで、「現在、レアル・ソシエダが獲得に乗り出しており、本人はマドリードを経由せず直接サン・セバスティアンに移籍する意向だという。しかし、マドリードとサン・セバスティアンはまずその違いを解消しなければならないし、クボは焦っている」と報道。新シーズンに向けた始動が迫るなか、久保の去就先を巡る動向は、無事に解決へと向かうのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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