ナイジェリアがスウェーデンを1-0と撃破! 大会前にドタバタ劇も2連勝で決勝T進出

手堅い試合運びで1点を守り切る スウェーデンは日本との最終戦勝利で突破に望み

 大会直前までのドタバタ劇もものともせず、アフリカの雄が決勝トーナメント進出を決めた。リオデジャネイロ五輪本大会は7日(日本時間8日)に第2戦が行われ、手倉森ジャパンと同組のナイジェリア対スウェーデンは、ナイジェリアが1-0で勝利。勝ち点を6に伸ばし、グループBの2位以内を決めた。

 前半からナイジェリアが完全に主導権を握ったゲームだったが、日本戦で5得点の攻撃陣は決定力を欠いた。特に、手倉森ジャパンから一人で4点を奪ったFWオグヘネカロ・エテボは、ことごとくシュートを相手GKの守備範囲や枠外に打ってしまった。それでも同40分、ナイジェリアは左サイドからのクロスをFWサディク・ウマルが頭で合わせてゴール。1-0で前半を折り返した。

 後半に入ってもナイジェリアはゲームを制圧した。オーバーエイジ枠で出場しているチェルシーのMFジョン・オビ・ミケルも存在感を放ち、スウェーデンにチャンスらしいチャンスを作らせなかった。追加点こそ奪えなかったものの、1-0で勝利を収めて2連勝。グループBの2位以内を確定させ、決勝トーナメント進出を決めた。

 敗れたスウェーデンは、この試合の後に行われる日本とコロンビアの試合結果に関係なく、グループ突破へは最終戦の日本戦での勝利が絶対条件になった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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