「話し合いさえしていない」 バルサ、CL“0-3連敗”の崩壊状態に現地紙が問題点を指摘

バルセロナはベンフィカに3失点で完敗【写真:AP】
バルセロナはベンフィカに3失点で完敗【写真:AP】

ベンフィカに敵地で0-3完敗「バルサ崩壊」

スペインの名門バルセロナは、現地時間29日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節ベンフィカ戦に0-3で敗れた。開幕戦のバイエルン・ミュンヘン戦に続く大敗に、スペインメディアは「沈没」「悪夢」と伝えている。

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 開幕戦でバイエルンに0-3で敗れていたバルセロナは、ポルトガルに乗り込んでのアウェーゲームに臨んだが、前半3分に先制点を許して完全に出ばなをくじかれた。後半にも2失点を重ね、試合終了間際にはスペイン代表DFエリック・ガルシアが退場処分。その結果は2戦連続での大敗という事態になった。

 クーマン監督はバイエルン戦と、その後のグラナダ戦(1-1)、カディス戦(0-0)での連続ドローで一気にクラブ上層部からの評価が下落。そのうえで、ベンフィカに大敗してのCL2連敗という事態は、立場をさらに厳しいものにさせるだろう。

 スペイン紙「マルカ」が「バルサ崩壊」と伝えれば、スペイン紙「AS」は一面で大きく「沈没」と言及。スペイン紙「スポルト」も「これは悪夢だ」と表現している。

 また、カタルーニャのラジオ局「RAC1」は、チーム崩壊とも言える状況で、「彼らはお互いに話し合いさえしていない」と指摘している。

 クーマン監督の立場も不透明な状況のなか、バルセロナは立て直せるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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