ハリルJ不動の主将が国内組の台頭を歓迎 「チーム内の競争はいい状態にある」

チームの成熟に自信を深める長谷部

 チームをけん引する男の目に国内組と海外組に明確な差はないと映っているようだ。日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)は、7日のキリンカップ決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦を前に「チーム内の競争はいい状態にある」と、チームの成熟に自信を深めている。これまでは出番の限られてきた国内組の選手も、レギュラーに割って入る力があると分析していた。

 現在の日本代表はレギュラーの大半が欧州でプレーする選手で構成されている。7-2で大勝した3日のブルガリア戦の先発メンバーのうち、国内組はDF森重真人(FC東京)、MF柏木陽介(浦和)、FW小林悠(川崎)の3人。負傷中とはいえ、大黒柱のFW本田圭佑(ACミラン)も含めればチームのレギュラー格の選手は多くが海外組だが、主将の長谷部はだからといってJリーグでプレーする選手が劣っているわけではないと分析している。

「僕個人は海外組と国内組の違いはあまり分からない。日本代表のトレーニングはかなりインテンシティーを高くしているけど、その違いはやっていてもあまり分からない」

 

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