「CL史上最高?」 元仏代表GK、不滅のダブル“神セーブ”に再脚光「クレイジー!」
CL公式ツイッターが2001-02シーズンにリヨンGKクペが見せた伝説のセーブを投稿
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、今月16日から決勝トーナメントの戦いがスタートする。ベスト16の激突を前に、CL公式ツイッターは過去の名シーンを投稿しているが、「大会史上最高のストップ?」と綴って投稿した伝説のセーブがファンの間で話題を呼んでいる。
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衝撃のプレーが生まれたのは、2001-02シーズンのグループF第3節バルセロナ対リヨンだった。敵地カンプ・ノウに乗り込んだリヨンは0-2で敗れたが、元フランス代表GKグレゴリー・クペは神がかり的なセーブを見せて脚光を浴びる。
ハーフウェーライン付近からリヨンの選手のバックパスミスにより、最終ライン裏へフワリとしたボールが入ると、バルセロナの元ブラジル代表FWリバウドが素早く反応。落下地点に先に入ったリヨンDFが慌ててGKクペに戻そうとするが、バックパスが高く浮き上がってしまい自軍ゴールへ一直線に飛んでしまう。
前に出ていたクペは、味方からのバックパスのためキャッチできず、背走しながらジャンピングヘッドを選択。間一髪のところでクリアに成功もボールはクロスバーを直撃し、高く跳ね上がった。ボールはゴール前に詰めていたリバウドの元へ落ち、バルサ10番はすかさずヘディングシュートを放つ絶体絶命のピンチを迎えたが、素早く立ち上がったクペが右手一本で弾くスーパーセーブを見せた。
この神業とも言えるプレーを、「信じられないセーブ」と綴ってCL公式ツイッターが公開すると、多くのファンが反応。「これまでで最もクレイジーなストップ!」「なんてセーブだ」「美しい」「非現実的」「このディフェンスは信じられないほどスペクタクル」「アートだ」などと感嘆の声が寄せられていた。20年近くの歳月が流れても、神がかり的なダブルセーブのインパクトは不滅のようだ。