33歳の智将ナーゲルスマン、“レアル行き”報道を牽制 2年前の言葉に海外メディア再注目
2018年にもレアルが関心と報じられたナーゲルスマン監督「最初は驚いたが…」
レアル・マドリードは、20日に行われたスペイン国王杯3回戦で3部アルコヤーノに延長戦の末に1-2で敗れ、2021-22シーズンまでの契約を結んでいるジネディーヌ・ジダン監督の去就が注目されている。その後任候補となっている33歳の監督が、過去に語った言葉をスペインメディア「エル・デスマルケ」が振り返っている。
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ジダン監督の後任候補の1人に挙げられているのが、RBライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督だ。現在33歳の若きドイツ人監督は昨シーズン、チームをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のベスト4に導くなど、その手腕が注目されている。
レアル監督就任報道の噂について、衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版でコメントを求められたナーゲルスマン監督は、噂を否定し、「新聞には、間違いなく読む価値のあるものもある。だが、同時に常に真実を報じているわけではない」と、レアル監督就任についての報道を牽制した。
また「エル・デスマルケ」によると、ナーゲルスマン監督は、ホッフェンハイムを率いていた2018年にもレアルから関心を示されていたという。そして、当時31歳だった青年監督は「レアル・マドリードからオファーがあれば、考慮するのは普通のことだ。最初は驚いた。だが、そこに行くことを考えた時、落ち着かなかった。私はまだ向上したい。だが、レアル・マドリードに行ったら、監督として向上する時間はない。重要なのは、正しいステップを踏むことで、最大のステップを踏むことではない。レアル・マドリードは、考えられる最も大きなステップの一つだ。まだ31歳。レアル・マドリードに行ったら“次はどこを目指せばいいんだ?”と考えたよ」と、ドイツに残ることを決めた経緯を語っていたと伝えた。
あれから2年以上が経過し、再びレアルから関心を示されているとされるナーゲルスマン監督。CLで最年少の4強進出監督となった青年監督は、近い将来、サンティアゴ・ベルナベウで指揮を執ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)