「本当にクール!」 中田英寿の“伝説ミドル弾”、ローマ公式回顧に反響「震えたわ」

ローマ時代にセリエA優勝を果たした中田英寿氏【写真:Getty Images】
ローマ時代にセリエA優勝を果たした中田英寿氏【写真:Getty Images】

ローマ公式SNSが2001年ユベントス戦のゴール動画を投稿、44歳の誕生日を祝福

 イタリアのセリエAではこれまで多くの日本人選手がプレーしてきたが、そのパイオニア的存在と言えば、1998年から7シーズンにわたって活躍した元日本代表MF中田英寿氏だろう。22日に44歳の誕生日を迎えたことを受け、かつて在籍したローマがSNSで伝説の一撃の映像とともに祝福すると、国内外のファンから「最も美しい瞬間の一つ」「ヒデに感謝」などの声が寄せられた。

 中田氏は1995年に、ベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプロデビュー。98年にイタリア1部ペルージャに加入すると、1年目から33試合10得点と活躍し、2000年1月に名門ローマへ移籍した。2年目の2000-01シーズンには、日本人として初めてセリエA優勝を経験。その後はパルマ、ボローニャ、フィオレンティーナと在籍し、イングランドのボルトン・ワンダラーズが最後の所属となり、06年ドイツ・ワールドカップ後にスパイクを脱いだ。

 世界各国のスター選手がひしめき、「世界最強リーグ」と呼ばれた当時のセリエAで、欧州での日本人選手の評価を高める活躍を見せた中田氏の功績は、今でも国内外でたびたび語られている。

 なかでも伝説のゴールとして語り草になっているのが、セリエA優勝を果たしたローマ2年目、シーズン終盤のユベントスとの大一番だろう。0-2のビハインドを背負ったなか、中田氏は同ポジションのライバルだった元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティと交代してピッチへ。すると中盤でのボール奪取からドリブルで運ぶと、ゴールまで20メートル以上ある位置で右足を一閃。鮮やかなミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、中田氏は歓喜の咆哮を上げた。さらに試合終了間際にも、中田氏の強烈ミドルのこぼれ球から同点ゴールが生まれ、この試合がローマ優勝へのターニングポイントになった。

 ローマ公式インスタグラムとツイッターが、中田氏の誕生日に合わせてユベントス戦のゴール動画を公開すると国内外の多くのファンが反応。「偉大なヒデ!」「なんてヒーローだ」「私の人生で最も美しい瞬間の一つ」「ヒデに感謝」「これは本当にクールだった!」「震えたわ」「まさに伝説の一撃」「この男は文字通り奇跡を起こした」など称賛の声が寄せられている。現在では日本人選手が欧州でプレーするのは珍しい光景ではなくなっているが、20年前にイタリアのビッグクラブで1人の“サムライ”が決めた一撃のインパクトは、今も色褪せていないようだ。

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