”BBCトリオ”そろい踏みで、ヘタフェに敵地で5-1と快勝

　レアル・マドリードが16日の敵地ヘタフェ戦で、「BBC」と呼ばれる強力3トップそろい踏みのゴールで5-1と快勝した。UEFAチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝第2戦のヴォルフスブルク戦でハットトリックの活躍を見せたエースFWクリスティアーノ・ロナウドも、リーグトップの今季31得点目を決める活躍を見せた。怒涛のリーグ7連勝で、1試合消化の少ない首位バルセロナとの勝ち点差を、今季最大の「12差」から暫定でわずか「1差」に縮めている。

　CL準々決勝でヴォルフスブルクに逆転勝利した勢いを、レアルはこの試合でも見せつけた。前半29分にFWカリム・ベンゼマが口火を切る。右サイドからのMFハメス・ロドリゲスのクロスから、右足でスライディングしながらボレーシュートを決めた。

　先制に成功したレアルは、40分にベンゼマからのパスにMFイスコが右足アウトサイドキックで技ありゴール。前半を2点リードで折り返すと、後半5分には”BBC”の一角が勝負を決める。ベンゼマのスルーパスに、FWギャレス・ベイルが独走。圧倒的なスピードでゴール左にゴールを静めている。

　ヘタフェに1点を返されたが、43分にはハメスが細かいステップからゴール右隅にゴール。後半アディショナルタイムには、カウンターからロナウドが左足でダメ押し弾を決めた。