“解任危機”ランパードの後任候補に英紙注目 チェルシー幹部の希望人物とは?

苦戦が続き中位に沈んでいるチェルシーのフランク・ランパード監督【写真:AP】
苦戦が続き中位に沈んでいるチェルシーのフランク・ランパード監督【写真:AP】

ナーゲルスマン氏らが候補に浮上、独代表コンビのパフォーマンス向上が目的か

 プレミアリーグのチェルシーは昨夏、ブンデスリーガのRBライプツィヒから移籍金4750万ポンド(約64億円)でドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを獲得するなど、約2億5000万ポンド(約345億円)を補強に費やしたとされる。しかし今季は成績が安定せず、フランク・ランパード監督の解任も噂されているなか、英紙「メトロ」はチェルシー幹部が求めている後任候補を報じている。

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 昨季に古巣チェルシーの指揮官に就いたランパード氏。FIFA(国際サッカー連盟)からの補強禁止処分の影響で戦力の上積みに限りがあったなかで、就任1年目でプレミアリーグ4位、FAカップ準優勝の好成績を残した。一方で、今季リーグ戦ではシーズン序盤に上位争いを演じるも、直近のリーグ戦では苦戦が続き中位に沈んでいる。

 昨夏にヴェルナー、ドイツ代表MFカイ・ハフェルツ(←レバークーゼン)、イングランド代表DFベン・チルウェル(←レスター・シティ)、ブラジル代表DFチアゴ・シウバ(←パリ・サンジェルマン)といった実力者を補強しながらも低迷している現状から、一部では解任危機に直面しているとも報じられている。

 そんななか「メトロ」紙は、米メディア「ジ・アスレチック」の記事を引用して、チェルシー幹部が求める後任人物を報道。記事によると、チェルシー幹部はインパクトを残せていないヴェルナーとハフェルツのパフォーマンス向上を求めており、ランパード監督の後任には「ドイツ語圏の指揮官」を希望しているという。

 候補にはドイツ国籍のユリアン・ナーゲルスマン氏(現ライプツィヒ監督)、ラルフ・ラングニック氏の2人に加え、オーストリア国籍のラルフ・ハーゼンヒュットル氏(現サウサンプトン監督)の名前が挙げられ、さらに昨年12月にパリ・サンジェルマン(PSG)を解任されたドイツ出身のトーマス・トゥヘル氏も条件にフィットするとしている。

 今後の進退について、ランパード監督は具体的な明言を避けているがチェルシーはどのような決断を下すだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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