有言実行の”千両役者”C・ロナウド 「魔法の夜になっただろ?」と華麗なる3ゴールを自画自賛

エースの意地が炸裂! ヴォルフスブルクを3-0と粉砕し6年連続ベスト4へ

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、12日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のヴォルフスブルクとの第2戦で、ハットトリックを達成する大活躍を見せた。合計スコアを3-2としたレアルは、大逆転で6大会連続のベスト4に進出。自身通算37度目のハットトリック達成で面目躍如となったスーパースターは、「魔法の夜になっただろ?」と有言実行の活躍を自画自賛した。そして自らの持つCLのシーズン最多ゴール記録の更新に意欲を見せている。地元紙「AS」が報じている。

「3点以上必要であることは分かっていた。緊迫した試合だったが、コントロールすることができた。選手もこの試合は別物だと考えていたし、多くの決定機を作ることができた。我々の方が今日は良かった」

 ロナウドは試合後、こう語っていた。敵地での第1戦で0-2と敗れていたレアルのエースが奇跡を起こした。前半16分、中盤で相手のパスミスを逃さずに拾ったDFダニエル・カルバハルが、右サイドを突破してクロスを送ると、これをファーサイドで難なく押し込み先制した。さらにそのわずか1分後、左CKをニアサイドに走り込んでヘディングで合わせ、この日2点目をゲット。わずか2分間での2ゴールで、レアルは合計スコアをタイに戻した。

 そしてクライマックスは、後半32分に訪れる。MFルカ・モドリッチが相手陣内高い位置でファウルを獲得すると、ゴール中央約25メートルの位置で得た直接FKのチャンスで右足を一閃。鋭い一撃は相手の壁の間を抜けてゴール右隅に収まり、ロナウドはCLでは自身通算5度目となるハットトリックを達成し、奇跡の逆転勝利を手繰り寄せた。

 

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