C大阪キム・ジンヒョン、クラブ一筋12年の背景 成長への原点となった名将クルピの教え

C大阪で12シーズン戦い続けられた理由 「プロだったら違いを見せないと」

 近年、Jリーグでは多くの韓国人GKが活躍している。その1人に数えられるキム・ジンヒョンは在籍年数が圧倒的に長く、異端な存在だ。外国籍選手はおろか、単一クラブで長くプレーする日本人選手自体が珍しい。そんな状況でも、長きにわたりC大阪のゴールマウスに立ち続けられている理由を聞いてみると「プロらしくやらなければいけない」と、力強い言葉を返してきた。

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「Jリーグだから、セレッソだからではなく、プロだったら違いを見せないといけないと思っているんです。そういう姿を子どもたちにも見せてあげて、将来セレッソに良いGKが入ってきて欲しい気持ちもある。そういう思いでやり続けてきたからこそ、ここまで12年間プレーできていたんだと思います」

 苦楽を味わった12年を経て、その歩みはさらに先へと続いていく。

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